20年でピリオド。(長文です)

1999年3月。僕たちは作業所を作った。

その2か月前先輩から電話が。「一緒に作業所作ろう」と。

僕も一員になった。

本当にゼロからのスタ-ト。メンバーが月1万円の出資金を出して、1年間続けた。

1年間の実績を作って、やっと市から補助金を頂けるようになった。


当時の補助金額は今の3倍はあった。職員も2名十分雇えた。今では考えられないくらい給与が払えた。

3年後、代表が僕に変わり。先輩方も別の道に進み、僕に託された。今思えばなぜ引き受けたのか?今なら絶対断っているな(笑)


事業所の代表という「重さ」、経験しなきゃわからない苦しみ。代表としてやりがいはあったのも、5年前まではあった。


その後体調も崩し、手術し長期入院。入院中は「もう一度作業所をしたい」と思っていた。退院すればすぐ復帰できると思ってたものの、実際の復帰は退院後半年だった。

復帰と言っても半日出勤。今の状況で以前みたいな仕事は、無理だと。後継者がいればよかったが、育成することも出来なかった。


僕の実力不足です。昨年の総会で、2019年3月31日で作業所を閉鎖すると、決めた。

メンバー・職員・理事。全会一致で決めた。

昨年の5月に決め、その次の日に僕を作業所に誘ってくれた先輩に会って報告。以前なら猛反対だったけど、「そうか」の一言。その翌日先輩は旅立った。。あの日会いに行かなければ、報告すらできず。先輩に会って報告できたこと、今思うと本当に良かった。


福祉サービスとしては継続すべきかもしれない。でも体力面・資金面いろいろなことを考えて、「作業所閉所」の決断をしました。


いろいろ言われると思います。覚悟しています。何も言わず終わろうとも思いましたが、やはり今までお世話になった方々に、ひと言と思い、綴りました。

                         NPO法人ピュア作業所 代表 大東要介

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